ペンタックスTOB受諾意向 再建策 評価得られず (読売新聞)

 ペンタックス内部では当初、強化策の発表によって、株価はHOYAが提案しているTOB価格(770円)を大きく超えるとの楽観的な見方が多かった。ところが、発表直後に株価は下落し、その後、760円台で推移していた。

 ペンタックスは14日にかけて改めて、綿貫宜司社長らが弁護士らも交えて対応策を協議した。その結果、このままでは6月の株主総会までに株価がさらに下落する可能性が高く、HOYAのTOB価格を大きく下回る事態に陥れば、「このところの顧客離れを含め、取締役の善管注意義務違反により企業価値を大きく棄損したとして、損害賠償請求や株主代表訴訟を起こされるリスクが高まる」(ペンタックス幹部)との判断に傾いた。

株価が大幅に上昇するような内容ではないと思いましたが...

このあたりの判断が甘い感じがします。

 株主総会に向けスパークスとの委任状争奪戦になれば、提案を否決できるか不透明であることも影響した。特に、第2位の大株主で12・61%の株式を持つ米投資顧問会社のフィデリティなどの動向が読み切れなかった。

 さらに、HOYAとの合併協議の基本合意の期限が切れ、他の企業との統合協議が可能になる6月1日以降、国内外の企業から統合提案があった場合、経営陣は、ペンタックスの株主にとって最も有利な提案を選択せざるを得ない。

 その場合、「国内企業とは限らず、中国や韓国などの企業に買収される可能性もあり、技術が国外に流出したり、一部の事業が切り売りされかねない」(ペンタックス幹部)との懸念があった。

中国・韓国などからの買収リスクもあるんですねぇ。

HOYA社内からは、「(合併の基本合意を覆そうとした)経営陣を残すことは不自然ではないか」との声もある。このため、TOB受諾をめぐる条件交渉が難航する可能性も残る。

現経営陣がどうなるかが興味あります。